人間工学上、最大の傑作

「足は人間工学上、最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品」で
ある―。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、ヒトの足についてこう述べました。
ヒトの身体の約1/4の骨が小さな両足に集中している様は、まるで精密機械さながら。

その中でも地面と接している足裏は 3点のアーチで支えられています。

足の健康と本来のパフォーマンス


  1. 衝撃を和らげるクッションの役割

  2. 地面から受けた力を上手く返し次の動作に繋げるバネの役割

  3. 姿勢を維持し、身体を安定させる役割。


これらはシューズの性能ではなく、貴方の足が本来持っている機能です。

足本来のテクノロジーを取り戻すことが足の健康における本質的なパフォーマンス向上に繋がると私たちは考えています。

足の自然な形そのままに

足指が分かれる足袋のデザインは、足本来のあるべき形を促し、その自然な状態を維持しながら歩くことができることに最大のメリットがあります。履いていく中で、足本来のクッション性の活性化、歩行や姿勢の改善が期待できます。

外反母趾の進行防止に

足指を使わないまま、足裏の筋力が弱まってしまったことにより現れる代表的な症状が「外反母趾」。

足袋シューズは指先が分かれていることで、親指が伸び、痛くなりがちな親指付け根の飛び出しが軽減、圧迫していた指先が解放されます。

足指を意識しながらしっかりと地面を踏みしめることは、足指を開く習慣付けに効果的です。足袋シューズを履いているとそれが比較的容易にできるようになります。

姿勢改善に

足袋型の靴を履くことで、前重心の姿勢が促進され、骨盤が前に出て良い姿勢への矯正が自然に促され、良い姿勢を維持するのに役立つ効果が期待できます。

前傾姿勢が習慣付けられることにより、自然に姿勢をキープしやすくなります。自信を持って歩ける姿勢が整います。
COLUMN

生活の中で足を育ててくれる
僕にとってのトレーナーのような存在

足の機能=硬く柔らかいこと

足は2足歩行を可能にするために大きな2つの機能を持っています。それは片足だけでも全体重を支えられる「硬さ」とスムーズな歩行を可能にする「柔らかさ」です。
全身の1/4の骨から構成される関節や強度の高い靭帯、足の裏全体に広がる筋膜など様々な組織が結集し、硬さと柔らかさという相反する力を兼ね備えていることが足の機能といえます。

足にとって良い靴とは?

硬さと柔らかさを持つ複雑で繊細な足にとって良いと言える靴は足の指が自由であること、そして地面を感じやすいことだと考えています。

"出来るだけ人間の足に近い作り"ともいえると思います。

最近では靴のサポート機能を重視するあまり本来足が持っている機能を発揮しづらくなっている傾向があります。

足を育てる靴を選ぼう

丸五の足袋型シューズはファッショナブルでかつ機能的に足を活かせる数少ない靴です。人間本来の足の形に近い足袋型シューズを履くことで足の裏に集中している感覚器官に歩くたびに刺激が加わり足の硬さと柔らかさ、両方の力がバランスよく育ちます。数か月履き続けたら気がつけば歩く際の姿勢の変化や疲れにくさ、むくみの緩和などが実感できると思います。

丸五の足袋型シューズは生活の中で足を育ててくれる僕にとってのトレーナーのような存在です。一度でいいから世界中の人に足袋型シューズを履き自分の足を感じながら歩いてほしい。それが姿勢トレーナーとしての率直な想いです。
片山 翔太
猫背・姿勢改善スタジオ ネイチャー
代表トレーナー
片山 翔太
ストレッチトレーナー/姿勢指導コーチ/ランニングコーチ/猫背・姿勢改善スタジオNatureパーソナルトレーナー/日本ストレッチトレーナー協会認定トレーナー/適正姿勢指導士